2020年05月03日

『いじめと規範意識の社会学』

 作田誠一郎『いじめと規範意識の社会学―調査からみた規範意識の特徴と変化―』を読む。
 筆者の10年ほどかけての調査研究の集大成である。まさに、労作である。
 しかも、筆者が得意とする今までの歴史社会学的方法とはまったく異なった、統計調査による分析である。
 デュルケムは実証主義社会学の元祖であるが、実証研究として、デュルケムは統計データ分析と歴史的手法による分析を重視している。
 まさか、そのデュルケムにあやかったとは思えぬが、今まで慣れていた方法とは異なった方法を採用するのは大変なことであり、危険なことであるが、それによく挑戦したと、感心する。(2473)
posted by 矢島正見 at 07:22| 我流雑筆