2020年01月27日

『絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか』A/2

 それはともかくとして、DNA研究が進み、この分野の新たな発見がなされ、定説が覆されるというのは、実に面白いことである。

 ネアンデルタール人とホモサピエンスは交配していたのである。つまりセックスしていたのだ。その多くは強姦かもしれない。
 黒人に交配はまったくみられない。最も交配が多いのは白人である。要するに、ホモサピエンスがアフリカ大陸を出てから、既にユーラシア大陸に定住していたネアンデルタール人との交配が始まったのである。

 ネアンデルタール人はホモサピエンスによって滅ぼされた。食糧豊富な地から駆逐され、あるいは殺され、あるいは餓死して、滅亡した。生存競争に敗れたのである。
 アジアに数十万年前からいた人類(たとえば、ジャワ原人や北京原人)もホモサピエンスによって滅ぼされたのかもしれない。
 ジャワ原人や北京原人が天敵によって絶滅したとは考えられない。病原体によっての絶滅も可能性は低いであろう。そうなると、急激な気候の変化かホモサピエンスしか、考えられないのである。(2433)
posted by 矢島正見 at 18:49| 我流雑筆