2019年09月19日

『過去から未来に語り掛ける社会的養護』

 『過去から未来に語り掛ける社会的養護』を読む。4名の著名な子ども養護実践者の実践個人史である。
 具体的に言えば、児童福祉施設(教護院(児童自立支援施設)、児童養護施設、里親、児童相談所、障害児施設、等)での、実践活動史である。
 叶原土筆氏、平井光治氏は、この業界では著名でり、最長老である。両者の「社会的養護」の昔話は、一読に値する。社会福祉領域で働いている人や問題を抱えた子どもたちへのボランティア活動をしている人にとっては、お勧めの書である。
 実にわかりやすく、読みやすく、面白い本である。まったくの素人の方でも読めるし、感動し得る本である。
 今ひとこと付け加えるならば、この本は理論や理屈を理解するというものではなく、書かれていることに共感するか否かという次元で評価すべき本である。そして、このような評価では「特優」である。(2388)
posted by 矢島正見 at 10:11| 我流雑筆