2019年09月02日

『天命』

 『天命―すべて成就し、すべて現存す』を読む。自費出版の書である。私のところに献本されてきた。
 筆者は本書の初校終了直後に亡くなられたとのこと。それ故にか、書籍のレイアウトでとんでもない間違いを起こしている。編集担当者がしっかりと仕事をしていたか、疑わしい。ただし、体裁や表紙は申し分ないので、そちらのほうに能力のある編集担当者だったのかもしれない。
 400字詰原稿用紙二百数十枚の中編小説である。内容は、何とも言えない。きわめて抽象性が高い。ひと言で言えば「純文学」ということになる。批評は控えるが、「難しい本」ということだけ記しておこう。(2383)
posted by 矢島正見 at 11:49| 我流雑筆