2019年08月30日

『社会学で描く現代社会のスケッチ』

 『社会学で描く現代社会のスケッチ』が送られてきた。そして、読んだ。「ファーストステップ教養講座」の一冊として出版された本である。
 実にわかりやすい。そして実にためになる。社会学を学ぶ学生にはお勧めである。まさに最初に手にする入門書である。
 しかし、であるからこそ、疑問が生じる。これほどわかりやすく解説されているのであるならば、それ以上の講義は無用なのではないかと。
 私たちの学生時代には、訳の分からない専門書を突然読まされた。しかし、それを解説してくれると、「そうなのか」と理解し、「学問とはこういうものなのか」と感心したものである(もちろん、何を言っているのか全く分からない先生も多くいたが)。
 それに比べると、今の大学生は恵まれている。しかし、逆に教える側は、大変なのではないだろうか。(2382)
posted by 矢島正見 at 19:19| 我流雑筆