2018年03月21日

藤沢周平『長門守の陰謀』

 藤沢周平の歴史短編小説集『長門守の陰謀』(5編)である。3編が町人ものであり、2編が武士ものである。まさに周平の時代劇世界が展開されている
 藤沢周平に面白いところがある。武士の女の名は漢字になっており、町人の女の名はひらがなになっている。たとえば「夢ぞ見し」の武士の妻は「昌枝」であり、「春の雪」の町人の娘は「みさ」である。(2199)
posted by 矢島正見 at 00:21| 我流雑筆