2018年02月18日

オリンピックの国家主義B

 ロンドンで開催された第4回大会から、オリンピックへの参加が各国のオリンピック委員会を通して行われるようになった。個人やチーム参加から国家管理・支配のもとでの選手参加である。参加者は国の代表選手となったわけだ。
 「オリンピックが各国内のオリンピック委員会ごとの参加となったことで「国とは何か」を改めて問うことになり、第5回大会開催に当たっては、さまざまな問題がありました。」とWEBで書かれているが、当然出てくる問題である。オリンピックの国家主義が顕在化したわけだ。「都市開催」を理想としつつ、現実は「国家開催」なのだから。
 そこで、「国家」を「政治」にすり替えて、「都市」を「スポーツ」にすり替えて、「政治」と「スポーツ」の分離とした。小賢しいまやかしである。
 以来、「都市と国家の分離」はまったくなくなり、「政治とスポーツの分離」が理念と化していく。
 大会には28の国と地域から2,490人の選手が参加。15競技108種目が行われた。なお、この第5回ストックホルムオリンピックから日本は参加した。さらなる国・種目・参加選手の拡大である。(2182)
posted by 矢島正見 at 15:17| 我流雑筆