2018年01月08日

「求人倍率、1.55倍に上昇=43年9カ月ぶり高水準―10月」より

「求人倍率、1.55倍に上昇=43年9カ月ぶり高水準―10月」より(12/1(金) 8:42配信)

「厚生労働省が1日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.03ポイント上昇の1.55倍となり、4カ月ぶりに上昇した。1974年1月以来、43年9カ月ぶりの高水準。景気のゆるやかな回復を背景に、製造業を中心に幅広い産業で求人が増えたことが寄与した。」
「総務省が同日発表した労働力調査によると、10月の完全失業率(同)は2.8%で、5カ月連続で同水準だった。同省は「雇用情勢は着実に改善している」(労働力人口統計室)とみている。」
「求人倍率は、ハローワークに申し込んだ求職者1人当たりの求人数。9月まで3カ月連続で1.52倍の横ばいが続いていた。10月は求人数が1%増、求職者は0.5%減だった。業種別の新規求人数は、自動車や住宅関連を中心とする製造業に加え、人手不足が続く医療、福祉で大幅に増加した。」
「民間企業に勤める会社員やパート従業員が2016年の1年間に得た平均給与は前年比0.3%増の421万6000円で、4年連続増加したことが28日、国税庁の民間給与実態統計調査で分かった。男性の521万1000円(0.1%増)に対し、女性は279万7000円(1.3%増)だった。」
「女性の給与所得者数は前年比2.3%増の2007万人で過去最多を更新し、伸び率も男性(同1.1%増)を上回った。」
「雇用形態別では、正規雇用が486万9000円、非正規雇用は172万1000円。その差は314万8000円で、4年連続で格差が拡大した。」
「業種別では「電気・ガス・熱供給・水道業」がトップで769万円、次いで「金融・保険業」が625万円、「情報通信業」が574万円と続いた。最下位は「宿泊・飲食サービス業」の234万円。」

 実に景気のいい話である。産業界は押せ押せムードであろう。2018年になってからも、この調子は続いている。2018年度は明るい見通しだとう。安部内閣の支持率が低下しない最大の理由がここにある。
 マスコミでは、大半の人びとにまでこの景気は未だ及んでいない、との批判ばかりだ。しかし、肝心なところは、副作用の強い強力な薬を投与し続けての効果ということだ。デフレ脱却のためのゼロ金利政策・大量の紙幣・国債発行等の投与でかろうじて保っている政策ということだ。
 金利を1パーセントにまで上げたら、たちどころに絶望的な経済状況になるという未だ瀬戸際での回復というに過ぎない。(2160)
posted by 矢島正見 at 12:30| 我流雑筆