2018年01月07日

レスキューナウニュース〔交通事故死者〕より

〔交通事故死者〕2017年3694人 統計史上最少更新も、高齢者比率は昨年に次ぐ半数超
(1/4(木) 10:00配信)

「警察庁によると、2017年の全国交通事故死者(速報値)は累計3694人となり、前年比では210人減、現行基準の統計開始翌年の1949(昭和24)年の3790人を下回る、過去最少数となりました。」
「うち65歳以上の高齢者は累計2020人となり、前年比118人減となっていますが総数の54.7%を占め、同統計開始の1967(昭和42)年以降、2016(平成28)年の54.8%に次ぐ高い値となっています。」

 戦後最低の犯罪率、戦後最低の非行率、そして戦後最低の交通事故死率。実に最近の日本は平和である。にもかかわらず、犯罪は増加・凶悪化、非行も増加・凶悪化、交通事故死も増加・凶悪化と思っている人が大半である。
 マスコミとネットでの問題視化・騒ぎすぎ化・深刻な過剰コメントの帰結である。「統計史上最少更新も、高齢者比率は昨年に次ぐ半数超」というタイトルでもお分かりだろう。後半の部分で問題化を印象付けていることが伺える。
 なお、高齢者の死亡率が高い一因はもちろん少子高齢化であるが、今ひとつは子どもの死亡率の低下である。これは子どもに対しての交通教育・しつけがかなり行き届いたことの帰結であると推測し得る。

【交通事故死者数の推移】(人口10万人比)[うち高齢者]
・1948年  3848人( 4.93人)     現行基準の統計開始
・1949年  3790人( 4.74人)     過去最少
・1953年  5544人( 6.46人)     初の5千人台
・1959年 10079人(10.98人)     初の1万人突破
・1970年 16765人(16.35人)     過去最多
・1976年  9734人( 8.70人)[1782人]1958年以来の9千人台
・1988年 10344人( 8.46人)[2369人]再びの1万人突破
・1995年 12670人( 8.54人)[3240人]高齢者数過去最多、率も初の30%台に
・1996年  9943人( 7.92人)[3145人]1987年以来の9千人台
・2009年  4979人( 3.90人)[2483人]1952年以来の4千人台
・2010年  4948人( 3.88人)[2489人]高齢者率50.3%と初の半数超に
・2015年  4117人( 3.24人)[2247人]2000年以来となる対前年増加
・2016年  3904人( 3.07人)[2138人]1949年以来の3千人台 高齢者率過去最大の54.8%
     最終更新:1/4(木) 10:45  レスキューナウニュース(2159)
posted by 矢島正見 at 14:43| 我流雑筆