2017年12月24日

『環境の力』

 これもモームの太平洋ものの短編小説。ただし、舞台はマレー半島。モームはタヒチ等の太平洋諸島だけでなく、マレー半島やインドネシア等の東南アジアも舞台にしている。
 『淵』『手紙』等と同様の男と女の戦い。勝利を収めるのは常に女である。男はみじめに敗北していく。去っていく白人妻、戻ってくる現地人妻。もはや、白人男性の身勝手が許される時代ではない、というわけだ。
 しかし、タイトルがちんけである。(2151)
posted by 矢島正見 at 10:25| 我流雑筆