2015年09月08日

「『日本海軍の興亡』からの近代日本戦争史雑考」その29

 敗戦の自虐史観も、勝戦の傲慢史観も、もしかすると同じ根でつながっているのかもしれない。
 日本人は、客観的・体系的・全体的思考性が弱く、心情的精神性と私的体験性で物事を思考し、個人的な想いで過去を総括し、直近の戦史しか顧みることなく、ときに傲慢となり、ときに卑下する国民性なのかもしれない。
 こうして、〈戦争に勝った時の躁状態の傲慢さ〉と〈戦争に負けた時のうつ状態の自虐さ〉が表出されてくるのかもしれない。(1835)
posted by 矢島正見 at 13:20| 我流雑筆