2015年07月06日

「『日本海軍の興亡』からの近代日本戦争史雑考」そのN

 満州の大平原での戦いでは、日本は予想以上に頑張った。優勢に展開することができた。しかし、それもすでに限界に達していた。次のロシア軍の大反撃では、抗しきれなかったというのが、当時の大半の軍部首脳の見解である。(もちろん、現在の日本近代史研究者の定説でもある。)
 言い換えれば、そこまできわどい戦いを日本は仕掛けた、ということだ。まさに、その後の太平洋戦争そっくりである。太平洋戦争だけが無謀な戦争ではなかったのだ。日露戦争も無謀な戦争だったのだ。(1796)
posted by 矢島正見 at 13:23| 我流雑筆