2015年06月21日

「『日本海軍の興亡』からの近代日本戦争史雑考」そのD

 勝海舟はたいした人物である。明治維新政府は彼の使い方が不十分であった。維新参議たちよりも年長であり、キャリヤもあり、知恵も廻る。大物すぎたのであろう。振り回される、という警戒心が先行したのではないか。
 ただ、坂本竜馬が生きて維新の参議になっていたら、海舟を活かしたかもしれない。さらに、西南の役もなかったかもしれない。江戸城無血開城の時のように、勝海舟と西郷隆盛が最後の会談をしたかもしれない。
 もっとも、他の参議たちは海舟の参議を嫌がったであろう。(1786)
posted by 矢島正見 at 22:11| 我流雑筆