2014年10月26日

戦勝国は反省しない@ 第二次世界大戦戦勝国対立概史

 第二次世界大戦が終わると、敗戦国は過剰なほどに反省し自己批判し懺悔するのであるが、戦勝国は、そのようなことが全くない。よって、その後、おごり高ぶった戦勝国同士が覇権を競い合って対立する。
 第二次世界大戦では、勝組のアメリカと勝組のソビエトが世界の領土分捕り合戦を展開し、結果、ヨーロッパ諸国を二分割し、ドイツと朝鮮半島に二つの国をつくり、東南アジアやアフリカ、南米での勢力拡大闘争が出現した。こうして二極対立の冷戦時代を迎えた。
 その後、社会主義圏の崩壊により、言い換えれば、みんな同じに分け合うという考えよりも、獲得したものは獲得者のものという考えのほうが勝利を収め、アメリカ大強国とEU連合との一大勢力圏が成立するが、国力を増した中国がそれに対抗するようになり、没落したロシアが復活し始め、「アメリカ+EU」対「中国+ロシア」という対立構図が出来上がる。
 教訓。勝って反省しない国は負けて反省しない国よりも始末が悪い。(1677)
posted by 矢島正見 at 09:59| 我流雑筆