2014年02月25日

学生の飲酒

 近頃の学生は本当に酒を呑まなくなった。飲めないのではない。うちのゼミ学生は、みんな飲める。ただし、飲み会はしない。つまり、飲まないのである。
 一年生も飲まない。飲めないという学生もいる。まだ未訓練状態にある。しかし、「まだ、未成年だから」と、飲まない学生もいる。これは十年前では考えられなかったことである。
 私の大学生の頃は、ほぼ毎日飲んでいた。荒れた酒であった。それがいつしか品の良い酒になり、そしてとうとう飲まなくなった。
 「草食系男子」と、根は同じなのだろうか。戦後日本で、今までになく少年非行は穏やかである。今は軟派の非行時代でもなく、硬派の非行時代でもない。その根底に、優しくなった世代・ものわかりの良い世代があるのかもしれない。優しくなった世代は、酒にも性にも逸脱にも優しいのかもしれない。(1563)
posted by 矢島正見 at 13:30| 我流雑筆