2012年09月07日

『青少年の性行動』

 『青少年の性行動』(速報版)が出た。「思ってたとおり」を通り越して「実に意外」であった。
 2005年の調査に比べて2011年の調査では、キス経験も性交経験もさほど高まってはいないであろう。高校生も大学生も停滞気味であろう。ただし、中学生では増えているのではないか。特にキス経験は上昇が著しいのではないか。
 以上のように推測していたのだが、2005年から2011年の推移をみると、キス経験率で、中学生女子は7ポイントの低下、高校生男子は11ポイントの低下、高校生女子は7ポイントの低下、大学生男子は8ポイントの低下、大学生女子は10ポイントの低下である。変わらなかったのは中学生男子だけであり、軒並み下降している。
 性交体験率では、中学生は男女ともにほとんど変化なかったが、高校生男子は12ポイントの低下、高校生女子は7ポイントの低下、大学生男子は9ポイントの低下、大学生女子は16ポイントの低下である。これほどに低下したとは驚きである。
 「草食系」は男子だけでなく女子もそうであったのか、と思える比率の低下である。
 高校生も大学生も、性への関心・欲望が低下しているということか、それとも欲望を自己規制しているということか。若者の保守化現象が指摘されているが、性的にも保守化したということなのだろうか。(1352)
posted by 矢島正見 at 01:08| 我流雑筆