2008年06月30日

漢想

 「姦」という字がある。「姦しい」と書いて「かしましい」と読む。まさに、言い得て妙。実に的確に意味を捉えた漢字である。
むかしお笑い芸人に「かしまし娘」という三人の女性がいたが、本当に女が三人集まるとやかましい。
ところが、この「姦」には今二つの別の意味がある。一つは「強姦」の「姦」であり、「みだら」という意味を持つ。女が三人集まると、これはやかましいだけでなく、みだらでもあるのだ。三人もいたらウハウハなのだ。
さらに、「姦」には「姦策」「姦計」とあるように、「悪賢い、よこしま」という意味がある。女が三人集まると、やかましく、みだらで、そしてわるがしこいのだ。
これは大変なことである。一つの漢字に、これほどの意味があり、それが全て納得しえてしまうのだから。
男はアホなので、女が三人集まると、「やかましい」くらいにしか思わない。カワイコちゃん三人だと、一緒にウハウハしたいと思ってしまう。しかし、女が三人集まると、それだけではなく、すごいことをたくらんでいるのである。
「姦」という漢字は、女を知り尽くした男が考え出した字ではないだろうか。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆