2008年04月05日

酒乱

 酒を呑むのではなく、酒に呑まれると、この「酒乱」が出てくる。
といっても、良い酒乱もある。「笑い上戸」なんてのは良い。場が明るくなる。
「脱ぎ上戸」というのは、酔うとやたら脱ぎだすのだ。これは男では悪い酒乱だが、若い女の場合は良い酒乱である。しかも、この種の女性は躰に自信があるので、実に結構なことである。
「おしゃべり上戸」は、良い酒乱であるが、ただし、しつこくなると悪い酒乱となる。
「泣き上戸」というのは、決して良いとはいえないが、まあ、それでも許せる。ただし、これもひどくなると、愚痴がしつこくなり、悪い酒乱となる。ぐだぐだと何時までも泣いていると、嫌われる。男だと15分以上、女だと30分以上はダメである。
「えばり上戸」は、まず嫌われる。悪い酒乱である。10分以上えばったら、男でも女でもダメ。もっとも、若い女の場合、自分の躰をえばる分には可愛い。「いいおっぱいしてんだから」なんてえばられると楽しい。百聞は一見にしかず、見せてくれるのなら、「脱ぎ上戸」に変身する。
最悪なのが「からみ酒」である。酔うとからんでくる。ネチネチとからんでくる。反論すると大変。そのからみがさらに激しくなる。無視していると、怒り出し、やはり激しくからむ。いずれにせよ、その場を立ち去るか、その人と離れる、といった方法しかない。ところが、追いかけてくることがある。こうなると、もはやストーカーである。最悪の酒乱が、この「からみ酒」である。これはもう犯罪である。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆