2005年08月17日

徒然自分史(8)鼻F

 高校1年の夏休みは最悪であった。
夏休みに入ってすぐに急性大腸炎になり、40度の高熱と下痢に見舞われ、緊急入院。1週間の入院後、しばらくして、8月初旬、蓄膿症の手術。
局部麻酔なので、何をしているのかよく判る。上唇の中をメスで切り、顔の皮膚をめくり上げ、鼻を露出させる。
ノミのようなもので、蜂の巣のようになっている骨をガリガリと削り取り、その中に溜まっている膿を血と共にずるずると吸い出す。
出来た空洞には、ガーゼを詰め込む。1メートルほどのガーゼが3本。これを左右の鼻にして、口を縫い、終了。ほぼ4時間の手術であった。
術後は顔がパンパンに腫れ、見れたものではない。その顔を氷で冷やす。昼も夜も冷やす。夏なのであっという間に氷がなくなる。
1週間は地獄である。何故なら、仰向けにしか寝られないからだ。横になりたい、うつ伏せになりたい、これほど切に願ったことはない。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆