2004年12月22日

告白(55)女21・「春の目覚め」

 高校1年の春のこと。男3人で上野の西洋美術館まで、「ミロのビーナス」を見に行った。「ミロのビーナス」が日本に来たときのことだ。
朝早くから出かけていき、4時間並んで、ようやく見ることが出来たと思ったら、人ごみに押されて、10分もたたずに出されてしまった。
感想は、ただただ、「これは一体なんだったんだ!」というだけ。おまけに、二人の友達ともはぐれてしまった。
仕方ないので、一人でとぼとぼと上野駅に向かって歩いていると、ある映画の看板が目に入った。「春の目覚め」。もうタイトルだけで、その映画館に思わず入っていってしまった。
エーゲ海の小島の物語で、ストーリーは忘れてしまったが、とにかく、主人公の女の子がかわいくて、しかも、その子の全裸と乳房が、もうたまらなくかわいくて。
結局、「ミロのビーナス」より「春の目覚め」、という結論を得た一日であった。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆