2004年05月22日

告白(30)便所A

 学校の便所は怖いだけではない。汚いのだ。だから「トイレ」なんて、すかして言ってはいけない。「便所」なのだ。
便器に便がこびりついているのなんてあたりまえ。床に便がべったりと付いているのだ。
「なんでこんな所に便をたらすのだろう」と不思議だが、実際に床のとんでもないところに便があるのだ。
小学校の便所も汚かったが、それでも、まだまともだった。中学1年生の時に通った千葉県K中学校の体育館脇の便所はひどかった。
大便の所は、扉を開くと、床に便がドカッとあった。小便の所は、穴がつまり、小便があふれ流れていた。
私はそんなところでは絶対に用を足さず、校庭の片隅の草むらでいつも小便をしていたのだが、それでも何人かの生徒は、たれた小便を踏みしめながら小便をしていたし、時には、大便の床に新しい大便があることがあった。信じられないことである。
そこの便所の掃除当番が回ってくることがある。そんなときは、みんなでいつもサボっていた。
中2になって、学校が代わり、新築の校舎に入った。この時の便所は、水洗だったか記憶はないが、とにかくきれいだった。

今から40年以上前のことである。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆