2004年03月23日

告白(17)家F

 32歳で大学の専任講師となる。その数年後のこと、ボットン便所を直した。最新式のウォシュレットとなった。それまで、ながーい、ながーい、ボットン便所時代であった。
入ると便所の床がきしみ、今にも床ごと便壺の中に落ちていきそうな、そんな便所から、ようやく解放された。
今でも時々ボットン便所の夢を見る。トラウマになっているのである。思うに、誰だって、十やそこらのトラウマは持っているものである。精神科医の宣伝にマスコミは乗りすぎである。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆