2003年12月13日

告白(9)風呂B

 小学校3年生のときのこと。男湯に入っていたら、クラスの女の子が入ってきた。父親と一緒に来て、男湯に入ってきた、ということだ。
お互いに目と目があって、お互いに「いる」ということをすごく意識した。
その時私は自分の裸を見られたという恥ずかしさではなく、相手の女の子の裸を見てしまったという恥ずかしさに襲われた。覗きが発覚してしまったときの恥ずかしさである。
この頃既に「女の裸」を意識していたかどうか分からない。ただし、「その女の子の裸」を強烈に意識したことは確かだ。見てしまって恥ずかしい、と思いつつも、その後もやはりチラチラと見てしまったからだ。
目と目があったのは一度きりだった。そしてその後はお互いに目と目が合わないようにした。しかし、その女の子の裸をチラチラと覗いたのは、何度だったことやら。
翌日教室でその子と会った。お互いに知らん顔していた。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆