2020年05月15日

路上生活者殺害事件

 いささか古いニュースを。

『読売新聞オンライン』(4/23(木) 13:46配信 )
 「路上生活者の男性を殺害した疑い、少年5人逮捕…石投げつける」
 「岐阜市で路上生活者の男性を殺害したなどとして、岐阜県警が、県内の少年5人を殺人容疑などで逮捕したことが、23日わかった。」
 「捜査関係者によると、少年らは3月25日未明、同市内の橋の下で生活していた無職渡辺哲哉さん(81)に石を投げつけるなどして殺害した疑い。渡辺さんの死因は脳挫傷と急性硬膜下血腫で、遺体の状況などから、県警が殺人事件として捜査していた。」
 「渡辺さんは事件前、警察に「石を投げられる」と相談していたという。」

中京テレビ NEWS(2020/04/23 17:00)
 「岐阜県警は23日、19歳の少年5人を逮捕しました。」
 「この事件は3月25日、岐阜市の伊自良川で路上生活をしていた渡辺哲哉さん(当時81)が頭部に暴行を加えられ、殺害されたものです。」
 「逮捕された5人は友人関係で、会社員と無職の2人に殺人の疑い、大学生2人に傷害致死の疑いがもたたれています。」

中京テレビNEWS (4/25(土) 11:53配信)
 「岐阜市で路上生活者の男性が殺害された事件で、逮捕された少年5人は野球仲間で、計画的に襲撃した可能性が高いことがわかりました。」
 「この事件は、先月25日、岐阜市で路上生活をしていた渡邉哲哉さん(当時81)が殺害されたものです。」
 「25日送検された少年5人は、3人が殺人の疑い、大学生2人が傷害致死の疑いです。
 5人のうち大学生2人は現役の硬式野球部員、2人は元野球部員、1人は野球仲間ということです。」
 「捜査関係者によりますと、石を投げつける行為を事件前にも数回繰り返すなど、計画的に襲撃した可能性が高いということです。」

テレ朝ニュース(4/25(土) 12:15配信)
 「殺人や傷害致死の疑いで逮捕・送検された少年5人は先月25日未明、岐阜市寺田の路上でホームレスの渡辺哲哉さん(当時81)に石を投げ付けるなどの暴行を加えて死亡させた疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、殺人の疑いで逮捕された3人のうち一部は殺意はなかったと話していることが分かりました。渡辺さんは先月、4回にわたって投石被害を受けて警察に相談していて、警察は逮捕した少年を含めて10人ほどが関与していたとみています。朝日大学は逮捕された少年のうち2人が現役の硬式野球部員だと発表し、他の2人も元部員だったと認めています。」

 久しぶりというのは、いやな言い方だが、こうした事件が起こった。
 「ホームレスなど最低の人間」という認識で、「嫌がらせしてやろう」という意識で、重大な犯罪を引き起こしてしまったのであろう。
 驚いたのは、大学生だったということだ。40年も歳月が過ぎると、中学生から大学生へと移行するのであろうか。

 「朝日大学」をネットで検索してみると、偏差値は、サイトにより異なりはあるが、「35 - 45」とみてよいであろう。低位の大学ではあるが、それでも大学生である。
 ところがよく見ていくと、5人中朝日大学生は2人だけで、他の3人中2人は、事件前に既に朝日大学を退学して、今は無職のようだ。そして、殺人容疑は他の3人にあるようだ。
 そうなると、私の論理的図式にあてはまってしまう。将来展望が欠如してしまった底辺層・周辺層でさまよっている若者による、自分たちよりもさらに下の層に生きている(少なくともそう思っている)人への軽蔑による迫害である。「俺たちより下の人間」「いなくてもよい人間」に対しての石投げという行為による優越感の回復である、と考えられる。(2479)
posted by 矢島正見 at 11:12| 我流雑筆