2020年01月13日

『武田三代』

 新田次郎『武田三代』を読む。武田信虎・信玄・勝頼の三代である。
 7本の短編により構成されている。どの短編も面白い。文章が切れる、読ませる。内容が淡々としていながら、ストーリー展開がリズムよく流れる。
 一度、十年以上前に読んだものだ。読んでいて思い出した。それでも読み進めた。
 しかし、これは歴史小説なのかと、疑問である。史実にない記述が多すぎる。骨格のみ史実といった類である。やはり、時代小説と思って読んだほうがよさそうである。(2428)

posted by 矢島正見 at 14:13| 我流雑筆