2018年03月29日

思い出横丁

 新宿西口の甲州街道方面に「思い出横丁」という小さな呑み屋が並んでいる路地がある。以前はこんな哀愁のある名前ではなかった。「しょんべん横丁」とか、そんなような名だったのではないか。
 学生時代に数回行ったことがある。一度、二人のやくざと出会ってしまった。店に入りつまみと酒を注文したのだが、それまで気付かなかった。L字型の台の隅に二人の男がいて、かなり酔っているのだが、どうみてもヤーさん。それだけならいいのだが、雰囲気がおかしい。まさにやり合う寸前のにらみ合いが続いている。そんな時に何も気づかずに入って行ってしまったのだ。
 案の定始まった。そして一瞬のうちに終わった。一人が鼻から血を出した。外に出て、さらにけりを入れられたらしい。それから、勝ったほうが店に入ってきて、勘定を払って、出て行った。ホッとした。
 その横丁の近くで飲むことになっていたのだが、少し時間があったので、昔懐かしく、ほぼ50年ぶりに路地に入っていった。そして驚いた。外国人が実に多くいた。以前は日本人ですらあまり立ち寄らなかったところに、外国人がいる。しかも2割ほど。白人系で判別できてその割合である。東洋系もいるはずなので、4割ほどいたのかもしれない。驚きである。
 なお、50年前に比べると、かなり清潔になっていた。(2204)
posted by 矢島正見 at 18:38| 我流雑筆

2018年03月26日

「歴史小説」「時代小説」

 ところで、「歴史小説」「時代小説」と二つの言い方があるが、どのように違うのか、Wikipediaで調べてみたところ、「歴史小説は、主要な登場人物が歴史上実在した人物で、主要な部分はほぼ史実の通りに進められる。(略) これに対して時代小説は、架空の人物を登場させるか、実在の人物を使っても史実と違った展開をする。(略)かつて「チャンバラ」と呼ばれた劇を「時代劇」というが、その小説版と見てもいい」と書かれていた。
 どちらかというと、司馬遼太郎、海音寺潮五郎、新田次郎は歴史小説家であり、井上靖、藤沢周平、白石一郎は時代小説家と言えよう。(2203)
posted by 矢島正見 at 10:45| 我流雑筆

2018年03月23日

井上靖、新田次郎、藤沢周平

 井上靖、新田次郎、藤沢周平の三者のどれが一番良いかと問われても、答えようがない。三者ともに良い。寿司もラーメンもカレーもみんな好き、としか言いようがないのと同じだ。
 この三名に、司馬遼太郎、海音寺潮五郎、白石一郎を入れて、ベスト6としたい。少し古いが、さらに山本周五郎を入れてもよい。(ただし、新田次郎の場合は歴史小説家に分類するには無理があると思えるが)。
 藤沢周平と似たような作家で池波正太郎がいるが、あまり買わない。私は断然、藤沢周平派である。(2202)
posted by 矢島正見 at 11:42| 我流雑筆

2018年03月21日

雪だ

 寒いと思ったら、外は雪。(2201)
posted by 矢島正見 at 16:22| 我流雑筆

藤沢周平『長門守の陰謀』

 藤沢周平の歴史短編小説集『長門守の陰謀』(5編)である。3編が町人ものであり、2編が武士ものである。まさに周平の時代劇世界が展開されている
 藤沢周平に面白いところがある。武士の女の名は漢字になっており、町人の女の名はひらがなになっている。たとえば「夢ぞ見し」の武士の妻は「昌枝」であり、「春の雪」の町人の娘は「みさ」である。(2199)
posted by 矢島正見 at 00:21| 我流雑筆

新田次郎『武田三代』

 2200回は間違いましたが、続行します。
 新田次郎の歴史短編小説集『武田三代』(7編)である。全て武田家に関してのことが語られている。新田次郎としては物語性が強いが、面白かった。読者を小説世界の中へ引き込ませる力量は大したものである。(2198)
posted by 矢島正見 at 00:19| 我流雑筆

「我流雑筆」

 「我流雑筆」書き込み2200回となりました。ごった煮という感じで、何でも書かれております。しかし、4月以降は、もしかすると今少しすっきりしたものに変えるかもしれません。さらにもしかすると、止めるかもしれません。ツイッターかフェイスブックに移行するとか。なんちゃって。(2200)
posted by 矢島正見 at 00:14| 我流雑筆

2018年03月19日

井上靖『真田軍記』

 井上靖の歴史短編小説集『真田軍記』(8編)を読んだ。全て戦国時代を背景とした物語である。歴史小説はすらすらと読めて、肩が凝らないところがいい。
 以前読んだか否か記憶にないが、記憶に残らないほどすらすらと読めてしまうわけだ。(2197)
posted by 矢島正見 at 20:56| 我流雑筆

2018年03月18日

かゆい

 10月初旬に痒くなって以来、未だに痒い。全身が痒い。もう半年近くも続いている。やや痒みは薄らいだものの、酒を飲むととたんに痒くなる。下着にはやはりまだ血の斑点がこびりついている。未だに医者通いをしている。(2196)
posted by 矢島正見 at 15:47| 我流雑筆

2018年03月15日

体重

 57s±0.5kgであった体重が、中性脂肪値が正常に戻ったので中性脂肪値を下げる薬の使用を中止したら太り出してきた。中止してから4か月たった今、58s±0.5sになった。1s増えたことになる。筋肉ではなくほぼすべて脂肪が増えたということであろう。(2195)
posted by 矢島正見 at 11:42| 我流雑筆

2018年03月10日

身長

 病院にて身長を測定した。164.5cmだった。ショック。5−6年ほど前までは166cmあった。不審に思い、再度測定したのだが、同じであった。(2194)
posted by 矢島正見 at 12:35| 我流雑筆

2018年03月08日

坂口安吾『肝臓先生』

 織田作之助と決定的に異なる小説だ。伊豆の伊東温泉の漁村での話であり、伊東の漁村と漁師が描かれているが、織田の描写とは対照的に、具体性がきわめて薄く、精神性中心の描写である。また、反戦主義そして宮沢賢治ばりの人道主義が貫徹されている。
 ただし、読んでいて面白い。小説としては上出来だ。
 この単行本の中では、『魔の退屈』と『肝臓先生』を押す。他は読むほどのものではない。(2193)
posted by 矢島正見 at 11:42| 我流雑筆

坂口安吾『行雲流水』

 これは落語である。年若い「パンスケ」の話だが、安吾流新作落語である。和尚さんとの対話がいい。深刻なようでいて、大いに笑える。やはり落語である。(2192)
posted by 矢島正見 at 11:40| 我流雑筆

坂口安吾『ジロリの女』

 安吾の中編小説である。出来は良くない。女には「ジロリの女」とその他に分けられるようだ。その他とは、私が思うに「二コリの女」と言ってよいだろう。
 三人の女をものにしようという男の涙ぐましい活躍物語であり、会話体のストーリーと独白体の観念が入り混じってのストーリー展開だが、退屈である。(2191)
posted by 矢島正見 at 11:37| 我流雑筆

2018年03月06日

もうすぐ春

 3月になりました。日が随分と長くなりました。もうすぐ春です。
 最低気温が3度・4度・5度となりました。温かいです。
 おかしなことに、最近の天気予報では最高気温を強調して解説しています。以前は最低気温のほうに重きを置いて報道していたのですが。
 外出することが多くなったからでしょう。また、深夜は家の温かい布団の中にいるからでしょう。
 以前のように、隙間風が入り込む、外気とさほど変わらない室内温度の家だとか、せんべい布団でちっとも温かくならない布団とかで寝ていた時代では、最低気温のほうが情報としては大事だったのしょう。
 天気予報も時代と共に変化するんですね。(2190)
posted by 矢島正見 at 13:25| 我流雑筆