2017年12月25日

『奥地駐屯所』

 場所はボルネオ、主人公の二人はイギリス人。
 長年現地にいる中高年の司政官とそこに赴任してきた若い副司政官との対立の物語であり、ほぼ『マッキントッシ』と同じ。
 ただし、『マッキントッシ』では副官の意識・感情が中心に書かれているが、ここでは司政官と副司政官が対等に書かれている。また、ここでは『マッキントッシ』のような感情丸出しの表現も最後の書き過ぎもない。ストーリー展開としては『マッキントッシ』の方が意外性があり面白いのだが、こうした点で、私はこちらの方を評価する。(2152)
posted by 矢島正見 at 12:09| 我流雑筆