2017年03月16日

雑感:「雑食系」

 「肉食系」などというのはまだまだ性欲が強いとは言えない。ごくまともであり、性欲に対しての飢えを知らない。以前の「肉食系」は肉だけでなく、骨までバリバリ食べたものである。そう言えば『骨まで愛して』という歌があった。
 いやそれだけでなく、以前は、肉も草も食う「雑食系」の男たちがいた。
 彼らは、未だ固く渋い果実でも、既に腐りかけて悪臭がしている死肉でも、毒を持った爬虫類や虫でも、少しくらい腹を壊しても、食べてしまう。まさに野獣である。
 こんなすごい男たちが昭和20年代前半頃まではうろうろしていた。90歳以上の爺さんの中にはまだそんな「雑食系」が生き残っているかもしれない。(2066)
posted by 矢島正見 at 10:10| 我流雑筆