2017年02月10日

雑感:「私」という「健常者」

 68年間、さまざまな障害をもったが、また、持ち続けているが、その中でひとつ選ぶとしたら鼻詰りであろう。
 記憶のある頃から、鼻を垂らしていた。ほぼ一年中。蓄膿症で栄養失調(ビタミン不足)のためだ。服の袖が鼻紙代わりだった。ただし、「蓄膿症」などという言葉は知らなかった。
 春から秋にかけてはまだよいのだが、冬は鼻汁が出なくなる。中学時代の私は「鼻汁が凍った」と、そう言っていた。
 そんな頃、体育の授業ではマラソンが行われる。これほど苦しいものはない。鼻で呼吸できない。口だけで呼吸して走るのだ。
 みなさん。一度、鼻の穴の中にしっかりと綿を詰めて、丸一日24時間(つまり、起きている間だけでなく、寝ている間も)生活してみてください。
 苦しく、口のなかが乾き、頭に血が上り、等々、耐えられないほどの苦しさを味わうことと思います。これで一年・365日過ごすことを想定していただきたい。
 (付記:なお、私の子どもの頃は、耳鼻科に通うなどということは、子供も親も想定しておりませんでした。そんな時代でした。高校1年の夏休みに蓄膿症の手術を受けました。4週間入院しました。その後、空気を吸うことが楽しくなりました。匂い・臭いも分かるようになりました。)(2050)
posted by 矢島正見 at 10:38| 我流雑筆