2017年01月14日

雑感:いつまでも騒ぎ立てる執拗性

 戦争が終わったそのあとで、シベリアに抑留されて数万人が殺されたというのに、何の国際問題にもなっていない。やはり戦争が終わったあとで、南樺太で虐殺が起こったというのに、何の国際問題にもなっていない。北方四島から住民が追放され、多数の死者が出たというのに、返還のみが問題視され、死者のことは問題化されていない。殺されなかった、生きて国に帰ってこれた従軍慰安婦がこれほど国際問題になっているというのに。
 日本国民は沖縄県民を除いて、騒ぎ立てるのが下手なようだ。騒ぎ立てるためには、いつまでも怨念を持って、執拗にこだわり続け、苦しみを表出させていかなくてはならない。
 「許す」とか「水に流す」という日本的風土や、「相手のことも考えて」といった寛容な精神は、今の狡猾な政治情勢ではマイナスであるようだ。(2041)
posted by 矢島正見 at 10:41| 我流雑筆