2015年07月21日

「『日本海軍の興亡』からの近代日本戦争史雑考」そのS

 日露戦争後、山本権兵衛は、次の戦略に着手した。日露戦争後、仮想敵国を変化させたのである。仮想敵国はロシア帝国からアメリカへと変わった。
 海軍にとっては大躍進のチャンスである。戦場が日本海ではなく、太平洋に変わった。巨大な連合艦隊軍が必要とされた。
 何故アメリカか。アメリカが大陸国家から海洋国家へと変容したからである。メキシコ湾だけの海軍から大西洋海軍・太平洋海軍へと大転換を行ったからである。ハワイに進出、さらに太平洋諸島に進出し、フィリピンに進出した。
 しかし、山本権兵衛がアメリカを仮想敵国としたのは、そうした理由だけではない。(1804)
posted by 矢島正見 at 10:48| 我流雑筆