2015年04月03日

官僚統制型大学

 戦後の大学はかなりいい加減であった。教員も学生も。にもかかわらず、こうした大学を出た人たちが戦後日本の社会を復興・発展させていった。
 今のような官僚統制型大学で、皆勤賞型学生を造りだして、果たしてどれほどの発展があるというのだろうか。
 ノーベル賞受賞者はきっちりと定められた勤務時間での研究から生まれたのではない。好きな時に好きなだけ研究したからこそである。これは裏返せば、好きな時に好きなだけサボった研究者も多数いた時代だったからである。
 今のような官僚統制型大学ではスケールの大きな研究者は出てこないのではないだろうか。少なくとも文系の研究者は。
 もっとも、文科省は理系を想定しての大学管理統制なので、文系はどうでもよいのかもしれないが。
 なお、私は15ほどの大学で非常勤講師の経験があるが、職員が官僚化した国公立T大学の職員と、経営者側からの職務命令(?)に忠実に教員を管理していた私立T大学の職員が一番たちが悪かった。(1751)
posted by 矢島正見 at 11:08| 我流雑筆