2014年06月01日

維新政府

 明治維新の政府では、最も重要な国政は財政であり外交であった。その担当大臣こそが時代の舵を握った。これからの日本もそうなるであろう。いや、本来ならば、ソビエト連邦が崩壊した20年以上前にそうなっていなくてはいけなかった。
 弁護士出身の制度づくりのうまい国会議員だけではどうしようもない。そんなことは、それこそ官僚に任せておけばよい。財務と外交に長けた議員集団と内閣が必要である。想うに、歴代の名だたる政治家たちは財務や外交に長けていた。
 重ねて言えば、つじつま合わせのうまい官僚的形式合理主義だけの政治家、大衆扇動に長けた正義のイデオロギーだけの政治家、人柄が尊敬される金銭的に潔白なだけの政治家は不要である。小さなことに捉われず、目先のことに捉われず、時代状況を的確に把握し、国際情勢を的確に分析し、大局的見地から国家の方向を冷静に判断し得る政治家が必要である。(1608)
posted by 矢島正見 at 13:03| 我流雑筆

今の時代

 今の時代、政治も経済も、思想やイデオロギーも、太平洋戦争・敗戦に見習うよりも、幕末・維新、日清・日露戦争に見習ったほうが的確である。
 歴史は繰り返されるというが、今繰り返されそうにあるのは太平洋戦争史ではなく、徳川幕府崩壊・明治新政権成立史であり、その後の日清・日露戦争に至る歴史である。
 もしかすると、今回は失敗の幕府崩壊・最低の維新が待ち受けているかもしれない。それは1800年代後半の日本の歩んだ途ではなく、当時の中国・朝鮮の歩んだ途かもしれない。つまり、国家没落の途であるかもしれない。「失われた50年」への途である。(1607)
posted by 矢島正見 at 13:01| 我流雑筆