2013年03月31日

サバティカル終了

 とうとう3月31日になってしまいました。一年間のサバティカルも本日で終了です。4月からは、馬車馬のごとくこき使われて、ウヒウヒ・アヘアヘ言いながら一年間を過ごすことになります。(1431)
posted by 矢島正見 at 17:23| 我流雑筆

2013年03月28日

歴史小説のわからないところ@

 たとえば藤沢修平の歴史小説。時代は江戸時代であるが、いったいいつのことなのかわからない。江戸時代と言えども、1603年から1968年まで、265年間続いている。明治維新(1868年)から現在までよりもよほど永い。初期・前期・中期・後期・末期では随分と異なる。にもかかわらず、江戸時代を描いた小説では「時代不明」のものが多い。
 なかには、「八代将軍吉宗の世」「俗に言う田沼時代」「文政年間」などとあれば、それなりに限定できるが(といっても、吉宗の時代は1716年から1745年まで30年間ある)、そうでない場合には、書かれている事柄から想定しなくてはならない。
 なお、「文政年間」という表現は「文政」が有名なのでわかるが、「承応元年」などと表記されても、いっこうにわからない。歴史年鑑を横に置きながら時代小説を読む人はごく少数であろう。
 もしこうした表現をするのであれば「承応元年(1652)」と読者サービスすべきであろう。(1430)
posted by 矢島正見 at 14:32| 我流雑筆

2013年03月25日

2月の酒量報告

 酒量を日本酒に換算して、◎…3合以上、○…1合以上3合未満、△…1合未満、×…無飲酒。
 1日…◎、2日…×、3日…◎、4日…◎、5日…◎、6日…△、7日…○、8日…◎、9日…△、10日…◎、11日…×、12日…○、13日…○、14日…○、15日…○、16日…◎、17日…◎、18日…○、19日…◎、20日…○、21日…○、22日…◎、23日…○、24日…○、25日…○、26日…○、27日…○、28日…◎。
 以上、◎…11日、○…13日、△…2日、×…2日。
 ◎を3点、○を2点、△を1点、×を0点としての、ひと月の合計点は61点である。まあまあである。(1429)
posted by 矢島正見 at 23:31| 我流雑筆

2月のご報告(2月1日〜28日)

 活動…神奈川県児童福祉審議会社会環境部会。学文社社長打合せ。小倉調査・博多調査。中大へ(文献調べ・雑務・雑用)。日本犯罪学会大会委員会。一般財団法人青少年問題研究会編集打合せ。宇都宮市非行防止講演会基調講演ならびにパネルディスカッション。一般財団法人青少年問題研究会全体会・理事会・編集会議。『青少年問題』校正。『青少年問題』第651号執筆依頼。
 読書…藤沢周平『日暮れ竹河岸』。『吉原』。『「問題」としての青少年』。『社会学者の誕生−デュルケム社会学の形成−』。『青少年問題』掲載原稿(2本)査読。
 執筆…『少年補導員手帳』【改訂版】原稿執筆。『改訂版 戦後日本青少年問題考』原稿執筆。社会安全研究財団助成報告書。理事会議事録・次第。一般財団法人青少年問題研究会基本方針案。社会安全研究財団ホームページ助成概要。
 私的活動・出来事…義母49日。愛花お泊り。高校同級有志会。浅井皮膚科・タカオクリニック。早期胃がん検診。八重洲クリニック。(1428)
posted by 矢島正見 at 23:29| 我流雑筆

2013年03月22日

続・史実小説

 小説の最後に、よく参考文献が提示されている。また、○○氏からの聞き取りということが書かれたりしている。ただし、これも学術論文での文献提示とは程遠い。こんな提示では論文として通用しない。と言うのも、いくらでもごまかせるからだ。
 そこで考えた。まったくのでたらめの史実小説を書いたらどうなのかと。提示した参考文献は、さもさもありそうでいて架空のもの。聞き取りもでたらめ、という偽史実小説である。
 論文であるならば、このようなことは許されるはずがない。しかし、小説はもともと作り物である。推理小説にしろ、SF小説にしろ、みなウソだ。ウソが許される。
 ウソとわかっていて読んでいる。ただし、史実小説は史実に基づいた作り物であり、読者はある記述箇所は事実と思いながら読んでいる。それをいわば「裏切る」ということだ。
 もちろん、専門家が読んだらたちどころにウソとわかる。しかし、普通の人にはわからない。
 たとえば、ごくごく初歩のウソ。
「元亀七年といえば、織田信長が明智光秀に討たれた年である。その本能寺の変の一年ほど前、つまり元亀六年六月のこと、光秀は細川幽斎とともに時の天皇、御二条天皇に謁見した。」
 なんて感じの書き出しである。ウソが三つあるが、そのウソがどれほど普通の人にわかるだろうか。おそらく、読み過ごしていくであろう。(1427)
posted by 矢島正見 at 21:55| 我流雑筆

2013年03月16日

史実小説

 海音寺潮五郎の小説、特に『悪人列伝』『武将列伝』『日本名城伝』等、新田次郎の小説、そして吉村昭の小説。これらはすべて史実に基づいて書かれた小説である。しかし、学術論文ではない。やはり「作り話」である。
 ところが、どこまでが史実でどこからが作り物なのか、判然としない個所が多々ある。私はどうも他の人と読み方が異なるようだ。書かれている内容、つまりストーリー展開に熱中しながらも、常に頭の片隅で別のことを考えている。
 作者の漢字の使い方、改行の仕方、表現が気になってしまう。いや、それだけでなく、どの表記は学的に裏付けされた事柄で、どの表記は筆者の推察に基づいての創作かと、読みながら常にチェックしている。
 また、「論理展開・構成の流れがこれでは論文として失格だ」とか、「小説ではこうした構成の流れで書いていくのか」と、考えてしまったりする。
 職業柄、このような読み方になってしまったようだ。(1426)
posted by 矢島正見 at 11:34| 我流雑筆

2013年03月11日

続・調査方法論

 「調査方法論(1412)」にて、「『社会科学の方法論争』…これは実に難解であった。わからないところ多出。政治学の研究者が書いたということも難解の一因である」と書いた。
 今回『社会科学のリサーチデザイン−定性的研究における科学的推論−』を読んだ。この本も政治学の研究者が書いたものであり、定性的研究に定量的な科学的思考を求める、という内容のものである。定量的研究の視点に基づいての、定性的研究批判であり、説教であり、期待であり、励ましである。
 『社会科学の方法論争』は、これに対しての定性的研究者からの反論であり、批判である。読む順序が違えたので、なおさらわからなかったということだ。
 今回読んでみて、私は定量も定性も研究しているが、この『社会科学のリサーチデザイン』はそれなりに理解できたし、それなりに納得し得た。それどころか、いつも私が言っている、定性的研究者の欠点を論じている。反論はいいが、ひどい定性的研究者が多くいるという現実と、定性的研究では調査デザイン(調査設計・企画・実施概要)の記述が確立されていない、ということは素直に認めるべきである。(1425)
posted by 矢島正見 at 12:24| 我流雑筆

2013年03月06日

改訂版

 『改訂版 戦後日本青少年問題考』の原稿が完成しました。まあまあの出来です。6月に出版の予定です。ご期待ください。(1424)
posted by 矢島正見 at 13:07| 我流雑筆

2013年03月02日

もうすぐ春ですね

 春一番が吹きました。もうすぐ春ですね。(1423)
posted by 矢島正見 at 10:06| 我流雑筆