2012年10月05日

続・言葉の不思議 M「鉞」「斧」「鉈」

 「鉞(まさかり)」は主に木を伐り倒すのに用いる大型の斧に似た道具。中古には兵器としても用いられた。
 「斧(おの)」は小さい鉞。木を割るのに使う。よき。
 「鉈(なた)」は刃の肉の厚い刃物。まき割りなどに使う。
 3つとも似てはいるが、この違いはわかる。なお、「よき」とは『古語辞典』によると、「斧の小型のもの。手斧」のことをいう。
 ところが、「なぎなた」は「薙刀」と書く。「薙鉈」ではない。「薙ぐ」とは「横に払って切る」ということなので、これは意味が通る。ところが「刀」は「なた」とは普通読まない。「なぎかたな」「なぎとう」である。(1368)
posted by 矢島正見 at 12:55| 我流雑筆

続・言葉の不思議 L「きじゅん」「きてい」

 「基準」と「規準」の違いはなんとなくわかる。しかし、「規程」と「規定」の違いはわからない。おそらく、法律的には違うのであろう。
 また、「施行」を「しこう」と言ったり「せこう」と言ったりするのも、わからない。これは行政実務レベルでの区別なのだろうか。行政職員は多分に「せこう」と言う。(1367)
posted by 矢島正見 at 12:44| 我流雑筆