2012年09月02日

続・言葉の不思議 F「我」

 「我(われ)」という字、これもなんとなく不思議だ。
 人偏に我で「俄(にわか)」。人偏がつくと何故、「にわかに」と慌ただしくなるのか。
 口偏に我で「哦」だと、「うたう。吟ずる」の意となる。これはわかる。
 女偏に我で「娥」は「うつくしい。みめよい。美人」である。これもわかる。
 山偏に我で「峨」は「山が高くけわしいさま」である。これはわからない。「ワレもし山であるなら、その山は険しいであろう」ということか。
 何よりもわからないのが虫偏に我の「蛾」である。「ワレもし虫であるなら、それは蛾である」なんて、とんでもない。カブトムシやクワガタである。蝶ならまだよい。しかし蛾とは。(1350)
posted by 矢島正見 at 14:25| 我流雑筆