2009年04月16日

社会調査実習

 中央大学文学部社会学専攻では、4つの調査実習が必修科目である。おそらく、このような大学は皆無なのではないだろうか。
 社会調査士の資格認定では、4つの内の1つを取れば資格が授与される。中大社会学では、資格に関係なく、4つ取らなければ卒業できないのである。調査に関して、中大社会学のハードルがいかに高いかがわかる。
 4つとは、統計調査、観察調査(フィールド調査)、ドキュメント分析、聞き取り調査である。
 さて、今年度も私が聞き取り調査を担当した。昨年大変だったので、今年は自分史分析は廃止しようと思ったのだが、昨年実習した学生の強い反対もあり、やはりやることにした。つまり、聞き取り調査と自分史分析の2つの報告書を学生は提出しなくてはならないのである。
 学生も大変だが、私も大変である。しかも、今年の実習生は110名であり、昨年よりも約20名多い。
 昨年、すべての報告書を読むのにまるまる12日間かかった。この分では、今年はまるまる15日かかるのではないかと思われる。
 まるまる15日という時間は、1つの論文が書けるほどの時間である。今から、もう後悔しだしている。(1014)
posted by 矢島正見 at 12:42| 我流雑筆