2008年05月25日

漢想

 随分と昔のことである。私がまだ若く、オヤジが初老のことであった。
一杯飲んだオヤジが、何故か、本当に希なことであるが、というのもオヤジは典型的な無口男だったからだが、とにかくそのとき、「妙という字は女が少ないと書く。まさにその通りで、女が少なければ、これは妙である」なんてことを言った。
そのときに限っては、オヤジを見直した。本当にその通りである。「妙(みょう・たえ)」とは、女が少ないと書く。男が少なくても別にどってことない、むしろそれに越したことはない。ただし、女が少なくなっては、これは一大事だ。まさに「妙」である。
とにかく、女は少なくなってはいけない。そんなことになったら、時代の危機である。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆