2004年06月09日

告白(34)便所E

 便所シリーズの最後として、我が家の便所のこと。このシリーズは実に「臭い」「汚い」シリーズになってしまったが、今回で終了。
我が家の便所。床に大便が落ちている、蛆が這っている、ということはなかったが、それでも「ボットン便所」は「ボットン便所」である。
春から夏にかけては、蛆が湧き出す。便尿の表面に無数の蛆がうごめきだす。そのため、週に1度は、クレゾール液をまかなくてはならない。
我が家の便所はかなり深かった。床から便壷まで3メートル近くある。汲み取り口から便壷まででも2メートル近い。
だから、もし落ちたら小学校低学年の子供くらいまでは、溺れ死ぬ危険性が大である。
私自身、その恐怖を味わいながら大便をしたし、おそらく我が子もそうだったと思う。床の前に取り付けた棒をしっかりと握りながら、したものである。
おかげで、私も息子たちも落ちることなく今日に至っている。
十数年前に水洗化した。そしてその頃では珍しく、ウォシュレットになった。悪夢の「ボットン便所」からの解放だった。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆