2004年04月07日

告白(22)服装C続パンツ

 大学1年の時、学生寮に入っていた。そこでは6畳1間に3人が寝起きした。机を3つ置き、布団を3人分敷くと、もうそれでいっぱいであった。
いちいちたたんでしまうのが面倒なので、万年床だった。布団の絨毯である。
そんな生活は、実に気楽なものであったが、ただ一つ、洗濯は苦痛だった。当時のこと、コインランドリーなどない。寮に1台、旧式の洗濯機があり、それで各自洗濯をするのだが、どうも私は、その洗濯というのが嫌いなのだ。
で、洗濯をしないでいると、洗濯物が溜まり、そして着るものが無くなる。そこで、なるべく着替えないように心がける。
冬場のあいだ、パンツは4日間までなら、はき続けても、どってことない。
5日目からムレムレが始まる。しかし、それでも大したことない。その夜はパンツなしで寝る。
6日目はムレムレがひどくなる。しかし、我慢する。そんなことで、めげてはいけない。もちろんその夜もパンツなしで寝る。
7日目はかなりきびしい。はいて1時間もすると、ムレムレが始まり、そのうち、ムレムレにヌルヌルが加わり、しまいにはグチョグチョとなる。ムレムレ・ヌルヌル・グチョグチョである。
8日目、もはや、はいていられない。そこで、パンツなしでズボンをはいて出かける。トイレで用を足し、チャックを上げようとすると、あれがひっかかる。ひっかかるのを無理に上げる。寮に帰ってみてみると、チャックに数本あれがからみついている。
冬場はこうだが、夏場はもっとひどい。4日目からムレムレ・ヌルヌル・グチョグチョになる。
持っているパンツの全て(5枚ほど)が、こうなって、初めて洗濯をする。そんな1年間であった。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆