2004年01月15日

告白(12)家A

 横浜は関東大震災時、死者は東京に比べ少なかったものの、家屋の倒壊はすさまじいものであった。
その関東大震災の直後に建てられたのが我が家である。倒壊した家の廃材を寄せ集めて2軒長屋が造られたのだ。だから、柱の途中につなぎ目がある、なんていうのは当然。言うなれば、「関東大震災版仮設住宅」なのである。
それから二十数年経った昭和20年の終戦後、戦災で焼け出されて、2軒長屋の1軒を母方の祖父が購入、もう1軒を父が購入。借地権付きの中古の仮設住宅を購入したわけである。
posted by 矢島正見 at 00:00| 我流雑筆